随筆文の例文(小学生)

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随筆文の例文(小学生)

例文 目次

随筆文の例文(小学生)①

学校からの帰り道、僕は毎日同じ場所、同じ時間に同じおじさんを見かけます。おじさんは多分65歳くらい。もう少ししたら「おじいさん」と呼んでもよいくらいの年齢だと思います。

おじいさんはいつもただひたすら突っ立っているだけで特に何もしていません。おじさんは自分の家の前で、夕暮れ時、腕を組みながらずっと立っているだけなのです。

僕はおじさんが何をしているのか、何を考えているのか不思議で仕方ありません。家の中でテレビを見たり、ゲームをしたり、スマホをさわっていればもっと楽しいのになあと思うばかりです。

このおじさんのことをどう思うか、お父さんに聞いてみると、お父さんは「おじさんは何もしていないんだよ。何もしていないことをしているんだ。おじさんは心の中で世界旅行に出かけているのかもしれないね。」と言っていました。

おじさんは明日はどんな国へ行くのかな。

随筆文の例文(小学生)②

最近ニュースでよく「異常気象」という言葉を聞きます。でも僕は気象とはそもそも異常も正常も無いのではないかと思うのです。つまり、異常とは僕達人間の生活にとって都合の悪い天気であり、正常とは都合の良い天気であって、単に人間基準で異常と正常を分けているだけのような気がするのです。

僕はどんな天気でもあるがままに受け入れるべきだと思います。天気に対して特別な感情を持つ必要がないのではないかと思うのです。

こんな風に言うと「君は環境破壊や大気汚染なんかどうでもいいのかい?」と言う人がいます。もちろん僕だって自然は大切だと思うし、水や空気は汚してはいけないと思います。ゴミだってそのへんに捨ててはいけないと思います。

でも、それらの基準が結局は「人間の生活」であるならばやっぱり僕はそれは「エゴ」だと思うのです。エコではなくエゴです。僕達人間が天気や地球までも全てコントロールできると考えているのなら大きな間違いではないでしょうか。

僕達に出来ることはせいぜい「地球さんの邪魔をしないこと」くらいだと思います。昔本で読んだのですが、大昔の地球はもっとも気温が高くてマグマで大地がドロドロだったそうです。また別の時期には世界中で雪が降っていてたくさんの動物が死んでしまったそうです。

今の地球の温度はむしろ長い地球の歴史の中では異常なのではないかと思うのです。

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